船は海をゆく(造船基礎編)

※このページはあとで画像等を追加して仕上げる予定です。

Bon Voyage !! 赤いりんご商会でへっぽこ造船技師をやっているろっかです。

このゲームで何より多くの時間をすごす船ですから、こだわって作りたいですよね~でも造船の仕様が複雑でよくわからない、という人のために、わたしが!うろ覚えの知識で!適当な解説をします。

概要をつかんでいただけたら、立派な造船技師さんはゲーム中にも山ほどいて、わたしよりはるかに深い知識をお持ちですので、そちらにもご相談ください。なお、わたしの知識はひよこ造船工房さんのHPやWikiなどで学ばせていただいたのがベースになっています。大先輩たちに感謝!

さて、2023年10月現在の造船の方法は「カスタム造船」というコマンドから始まることになっています。「カスタム造船」は色々な種類の造船強化法があって、煩雑になったのでそれをすっきりまとめたコマンド、という理解で良いと思います。

その「カスタム造船」ですが、船を強化するには主に以下の4つの方法があります。

①シップリビルド

②オプション付与

③操船熟練度強化

④通常強化

このうち、①は船大工さんのところで、②と④は造船所親方から「カスタム造船」のコマンドで、③は船に乗ることで(あるいは商会開拓街に工廠を設置すれば、そこの「操船研究」のコマンドから)上げることができます。それでは、それぞれについて見ていきましょう。

①のシップリビルドは、いわゆるカードゲームのカード同士を合成していくイメージになります。船と船を合成していくことで一定確率で成功すると、グレードが上がるシステムです。グレードは0~5まであり、5が最高です。グレードが上がると船の性能が上がるだけでなく、グレード0→1と2→3では特別な性能を付与できます。また、グレード3以上にすることで、当初は2個しか付与できないオプションが、拡張スキルというオプションがついて3つにすることができたりもします。成功率はいわゆるKOEI確率で90%でもジャンジャン失敗する印象ですので、造船キャンペーンがないときはグレード3、あるときはグレード5を目指す方が多いです。これらは、家でいうと土台(基礎)を作る作業で、全体の底上げができるけれどやり直しが(リビルドしてグレード5からグレードダウンさせることはできず解体するしかない)きかない部分であります。

さて、シップリビルドでは、強化船(強化する船)と、素材船(消滅させる船)を選ぶのですが、強化船より素材船のグレードの方が高いとき、成功率がほぼ100%になります。つまり、強化船で強化したい船を選びましたら、素材船で変更したい船型(※探検船とか輸送船といった船型によってボーナスがつきます。この船型まで狙うとリビルドは大変な費用になりがちですが、基本的には最も速い船=探検船、最も装甲が固い船=戦闘艦のどちらかに寄せることが多いので、詳細は割愛します)でグレードの高いものを選ぶとよいです。

具体的に、例えばグレード3のネヴァがありましたら、これを強化するのにグレード4の探検船を用意すれば100%でグレード4のネヴァになるわけです。なので、例えば探検船にしたいのであれば、商会開拓街で一番安い探検船(この場合は大型キャラック)を16艘買って→8艘のグレード1→4艘のグレード2→2艘のグレード3→1艘のグレード4と作っていけばよいです。最後はグレード3のネヴァを強化船に、グレード4の大型キャラックを素材船に選べばコストパフォーマンスがよいことになります。

このグレードアップは同型艦だと成功率が上がりますので、造船キャンペーン中に、探検船にしたいなら大型キャラック(1.8M)、輸送船にしたいなら商用大型キャラック(1.84M)、戦闘艦にしたいなら牽制型ガレオン(4.5M)を選んで合成していって同型艦素材船を完成させるといいです。

ここで一つ注意点!眠いときにやるとうっかり素材船と強化船を入れ替えて本来強化したい船を消滅させることがありますので、最悪課金ロットから出る船を消すことすらあります。リビルドは覚醒しているときにやること。また、反復作業でクリックミスも起きやすいですから、2アカウントの方(造船技師の多くが2アカ運用だと思いますが)は素材船が完成するまでの間、強化船をサブアカウントに預けるのが無難です。1アカでもドックを使って似たようなことができます。

さて、ここまでリビルドのやり方は理解できたでしょうか?

そうしたら次はリビルドボーナスについて説明しますね。リビルドボーナスはシップリビルドにおいて、グレード0→1とグレード2→3のときに選択付与できる特別なボーナスです。詳細を書くと多数ありすぎてキリがないので一般的に使うものだけ簡単に解説しますね。

スキル枠追加:オプションのスキル枠を1つ増やします。もっとも無難なリビルドボーナスの一つです。

スキル継承:スキル枠を1つ増やすのとほぼ同じ効果ですが、素材船のスキルを継承できます。これを使うと、たとえば普通はつけられないオプションをつけることができます。南蛮貿易優遇や水密隔壁などの素材船を用意して継承させることが多いです。

船側砲追加:船側砲スロットの追加(最大5)。大海戦参加する際に小型/中型の船で使われることが多いリビルドボーナスです。

砲艦改装/装甲艦改装/白兵船改装/探査船改装;それぞれ用途ごとにボーナスがついたり特殊な効果があります。詳細はWiki参照。取り外せないことを考えると結構癖の強いリビルドボーナスです。

加速強化:少しだけ加速がアップします。各種サイトで検証されていますが、効果はスズメの涙ほど。ただ、レース仕様に改造するならリビルドボーナス2つは加速強化1、加速強化2にするのはほぼ必須だといえます。

ざっくりこのあたりから2つ選ぶことが多いです。

次にリビルドの実行について。リビルドは商会開拓街で造船所のLvが3ですと、成功率+20%のボーナスがつきますので基本的には商会開拓街で行います。例外は文化投資ランカーで、こちらは対象文化圏の造船所親方で成功率+30%のボーナスがつきますので、文化投資報酬期間と造船キャンペーンが重なったときはランカーになって商会開拓街でグレード3の船を作って、文化投資の対象文化圏の造船所に持ち込み、リビルドを続けることで成功率をかなり高めることができます。

上図(現在アップロード準備中)参照。グレード3の大型キャラック同士の成功率は(船のグレード経験なし、造船R20)、商会開拓街で93%ですが文化投資報酬期間の対象港では100%になります。同様に、グレード4の大型キャラック同士の成功率(同上)は、開拓街では86%、対象港では96%になります。この確率はいわゆるKOEI確率で、本当に86%とも限らないと思えるぐらい失敗しがちなので、96%になるとかなりストレスが減ると思われます。

さて、リビルドの項目が長くなってすみませんでした。

次は②のオプション付与です。船にはそれぞれにつけられるオプションスキルがあります。家で例えるなら、カラオケルームとかシアタールームといった、家にそなえつけの特殊な部屋みたいなものです。全部でつけられる数は、まず基本的なスキルが2つ。リビルドでグレード3以上にすると拡張スキル枠という名のスキル枠が1つ。リビルドボーナスでスキル枠追加やスキル継承を選ぶことで最大2つ。国家貢献勲記を使ってもらえる専用艦建造許可証というアイテムが必要になりますが、通常オプションより広い範囲のオプションスキルをつけやすい専用艦スキルというのを1つつけられます。ですので、オプション枠の数はリビルドボーナスで何を選ぶかにより、4~6個の間で動くと考えてよいと思います。

オプションをつけるにはそれぞれ船部品が必要です。たとえば急加速ですと、防汚塗装と大ガフセイルが必要、といった具合で、この素材を集めるのが中々めんどくさい大変です。ですので、商会の造船技師さんもオプション用素材等は自身で用意してね、というスタイルが標準だと思っていいです。

ゆき坊「社長は暇人なので自分で集めてきますけどね」

そして何より、次の通常強化もあわせて、膨大な倉庫枠が必要になるため、どうしても造船技師は2アカウント運用になりがちです。ですので荷物持ち手伝ってと言われたらなんとか手伝ってあげましょう。

オプションの中身や、つけられる船については、Wikiの該当項目を参照してくださいね。

さて、次の③の操船熟練度ですが、これは船を操縦していると日ごとにあがります。これが上限までいくと船の性能(通常強化の上限値)が引き出されます。家をどれだけ使いこなしているか、という意味で理解するといいでしょう。

これは商会開拓街に工廠が設置してあれば、そのNPCの「操船研究」によって1日1回だけ上限の50%まで上げられます。つまり2アカウントなら船をトレードして1回で、1アカウントなら24時の前後に1回ずつ行うことで100%まで上げられるので便利だといえます。

最後に④の通常強化です。これはインテリアやエクステリアをつけるようなもので、各種部品を追加して造船所親方に通常強化を頼むことで、縦帆、横帆、漕力、旋回、耐波、装甲、船室容量、砲室容量、倉庫容量に変化(+も-も可)をもたらすことができます。この数値の限界は船ごとに決まっています。

通常強化は成功率100%で強化できる回数が船ごとに決まっており、船によっては乗船のためのLvを上げることで通常強化回数を増やすことができます。それを超えると、通常強化に必要な造船スキルのRankが上がり、成功率が落ちていきます(詳細はWikiの該当ページ参照)。これも文化投資(額にもよる)や造船キャンペーンで成功率が変わります。大体、成功率30%ぐらいまではKOEI確率でもなんとか頑張れますので、強化回数を計算して逆算して使う素材をそろえて開拓街で強化、ということをよくやります(開拓街だと費用がやや安い)。最終的に行きつくのは絶望的な成功率1%ですが、造船キャンペーン中だと11%になるので、通常強化を頑張る人もいます。ただしそのころには1回の強化にかかる費用が100Mほどになっていますので、お金がいくらあっても足りません。そこで匠の船素材発注書(No.1)のような俗に金紙と言われる紙から出る素材を加えるとなんと成功率が100%になります。費用が150Mかかるので、金紙は1G(現在は600Mぐらいで流通?)でも売れる、とこういう相場になっています。

さて、では、どういう順番でこの4つの強化をしていったらいいのか。ずばりそれは、

リビルド→オプション付与→操船熟練度上げ→通常強化です。

リビルドはやり直しが効かない基礎部分ですので最初にやり、次にオプションをつけて船の方向性を決め、操船熟練度を上げて通常強化の上限値を全部出してから通常強化、という流れが一番スムーズになります。

このあたりを理解していると造船技師さんに造船を頼むときもスムーズになりますが、実際の例を見ていった方がわかりやすいので商会員さんの造船を例にとってまたそのうち記事を投稿しようと思います。

それでは、文章だけで失礼しました。後日画像を追記していく予定です。皆さまの行き先が良き風に恵まれますように♪

2件のフィードバック

  1. 岡田以蔵 より:

    おはようございます、一言言わせて頂きます。
    ろっかさんに引っ張ってもらって、速い船やなあ~と思って、ビルドシップ?ある意味、船を鍛える?
    なんやそれ?状態ですからね、はじめは訳がわからず、まとめを見たりしていたのですが、えー「迷っても仕方ない」やるだけやるか!
    という感じでやってみまして、フローニンゲンに籠もってひたすら船をぶつけて?ランクを上げていたのです。
    どんな船を使うかわからなかったので、大型ガレオンでやっていたら、これは「お金なんて」すぐに飛ぶ、強化するのもコレは無理だとおもいましたからね、その後よくよく他のブログを見て、何だ?大型キャラックでも良かったのか?
    で、実際やってみたら、お金が半端なく少なくなって、強化できました。
    それで、錬金もあるよな?コレは錬金は後回し、南蛮でお金稼いで、貯めてからやらないと思いましたね。
    それで、いまは1億切ったお金は、ようやく6億近くまで戻りました。
    錬金術のブーストを頂きまして、まあ武器の強化?できるところまではなんとかやれそうですが、コレもまたしらべないといけないですなあ~
    長文失礼しました。

    • ろっか より:

      こんにちは〜ご来訪ありがとうございます。
      このゲームは強化もたくさん種類があり、とっつきにくさはありますが奥深いですよね
      船もそうですが、迷ったけどとにかくやってみるっていう姿勢はとても素敵だと思います。
      わたしも他の人も以蔵さんも、きっとみんな失敗して色々覚えていくんでしょうね
      これからも一緒にたくさん失敗しましょー!

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